« くっつく。 | トップページ | あぁ、日本にいない日本人。 »

2005年7月28日 (木)

マニュアル。

取扱説明書、さらに発展して『型にはまった』という意味でよく使われるこの言葉。

もともとの意味は古式床しく『手動』。

というのもmanualのmanはラテン語の流れを汲む『手の(manus)』から来ていて、仕事だとか仕草だとか動きだとか、本来手で行われていたものに残っている。コマンド、マネージメント、マナーなど、日常的に使われるカタカナ語にも遡っていくとなんとなく『手』や『仕事』がかかわっていそうなものに行き当たる。

マニュファクチュア=工場制手工業、なんてのも世界史で出てきたような。高校の時にはわからなかったけど、ファクトリー=工場だし、今なら世界史もいける・・・甘いな。

車の世界だとマニュアル車は『手動変速』、反対語はオートマ(チック)車で『自動変速』。ちなみに英語の『手』を活用すると、Handleで『ハンドル』。

でも『手』の反対が『足』だとすれば、手動の反対語は足動。Manicureに対してPedicureのように『Man』の手に対しては『Ped』もしくは『Pod』の足。TriPodで『三脚』とかね。

Manualに対してPedal。そう、『ペダル』。

どうやら、マニュアル対応にはペダル対応で。
足を踏んであげるのが正しい処置のようです。

|

« くっつく。 | トップページ | あぁ、日本にいない日本人。 »

コメント

こうして意味の変遷を見るとさ、
ちょっと不思議な気がするよね。
だって現代における「マニュアルどおりの」接客は
むしろ「オートマチック」な感じじゃない。
もとの意味が「手動」だったことを考えると、
なにかこう釈然としないものが。。。

投稿: midori_design | 2005年8月 7日 (日) 12時28分

ところが、このAutoも『自己の』あるいは『自律した』という意味が本来なので、判断を伴っていない対応は『反射(Reflex)』ですな。

最近のオートマ車は精密機器が路面状況、速度、加速度まで判断して、滑らかに車を走らせてくれますから。マニュアル対応の店員と並べられたら、オートマ車が怒り出すかも。

いまにAIBOがオーダー取りに来るぞ。

投稿: おみすけ | 2005年8月 8日 (月) 14時49分

ほぉぉぉ、なるほどー、『反射(Reflex)』ね!
素直にためになります。90へぇ。

投稿: midori_design | 2005年8月17日 (水) 23時00分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/109403/5204871

この記事へのトラックバック一覧です: マニュアル。:

« くっつく。 | トップページ | あぁ、日本にいない日本人。 »