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2005年6月 1日 (水)

推理小説。

記憶力がないに等しいので、同じ推理小説を何度も読める。

ところが、何度読んでも小説は同じなのに、読み手のこちらは変わっている。江戸川乱歩の古典ならいざ知らず、『近過去』が舞台の作品においてこちらの変化が偏っていて作品世界に微妙に変化を及ぼす。入り込めれば入り込めるほどその変化が痛いことがある。

近過去推理小説の究極の爆弾、それは

『携帯電話』

『○○、自分の発言に足をとられたな。ここまでXXXキロの山道をドライブしていたお前が、なんで彼女が死んだことを知っているんだ!』
『えっ・・・』

この『え・・・』のあとに、自分の脳みそのどっか奥~の方で

『け~たい け~たい けいた~い』

と叫んでいる。

『だめですねぇ警部。アリバイ崩れませんねぇ。ホシは確かに犯行時刻にXXXキロ離れた実家にかかってきた電話に出ています。』
『よ~し、もう一度聞き込みだぁ!』

『てんそう てんそう け~たいにてんそ~う』

もう少し古い作品になると

『DNA鑑定』

もちょっとした爆弾である。

『犯人のものと思われる体液とホシの血液型は一致したんですが、これだけでは物証とは・・・』

『かんてい かんてい DNAかんて~い』

そこで、これから出てきそうなプロットを予言。

『重要参考人が自白→起訴→起訴後は一転、無実を主張、自白の内容は「ネットで見た」と被告→はたしてネットには犯行声明と証した自白が・・・』

物証とれよ→没。

ホラーなら

『自殺志願者サイトで募った見ず知らずのはずの参加者たち、しかしその中には「赤い部屋(©江戸川乱歩)」を崇拝する快楽殺人犯と、その犯人に弟を感電死させられた兄が・・・。持続性モルヒネで呼吸と新陳代謝を抑えて参加した犯人の計画も、高地トレーニングを経験した元アスリートである兄の低酸素下持久力に狂わされ始め・・・』

異色の生理学作家、ストレスフルな心理戦でデビュー・・・しないしない。

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推理小説推理小説(すいりしょうせつ)は、小説のジャンルのひとつ。殺人・盗難など、なんらかの事件・犯罪の発生と、その合理的な解決へ向けての経過を描くもの。日本ではかつて探偵小説と呼ばれていたが、第二次世界大戦|第二次大戦後、「偵」の字が当用漢字に入れられなかったため、「探てい小説」と混ぜ書きで書くこと...... [続きを読む]

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