« ガソリン高ぇ。 | トップページ | 頭、下書き。 »

2005年5月28日 (土)

ほりだしもの。

南に400キロドライブする途中に大きな街がある。姉は骨董市がお楽しみらしいが、私は古本屋。この街には私が『世界最大』と信じて疑わない古本屋がある。

前回ここで掘り出したもの、それは

『札幌市中央図書館・レファレンス事例集・1986』

表紙を見る。
時計台の絵、懐かしいな。

奥付を見る。
まだ南2条の頃なんだ。
定価がない、ということは市販されていないのだろうか。

いや、その前に・・・

オレは今、どこにいるんだ?

表表紙のうらに『発行者寄贈』とある。

そっかぁ、姉妹都市だしな。
友好、親善、本ぐらい贈るよな・・・

売られてるけど。

いっか、ここ誰も見てないし。

この本なのだが、リファレンス事例集であって、
この本自体がリファレンスの参考書のようになっている。

パズルの話でも書いたのだが、
人生どこにパズルがあるかわからない。
それを地でいく書物である。

11ページ、質問13。
『(電話)「アンナとバズーカ」アンナ・カバ-ン著の出版社名を知りたい。
又、著者の作品で、ほかに翻訳されているものがあるか。』

調べてる調べてる。

著者名・書名カード、なし。
国立図蔵書目録、なし。
道立図蔵書目録、なし。
日本書籍総目録、なし。

ないかと思えば、続く。

西洋人物レファレンス事典で『カヴァン』に『ケーバン』の表記。
世界幻想作家事典にケーバンの『Julia and Bazooka』
スーパーレディ 1009でも同様。

ゆえに『アンナとバズーカ』は『ジュリアとバズーカ』の誤りであろう、とな。

そして中央図書館の旅はなおも続く。

再び(正しい)書名で日本書籍総目録を探すが、なし。

この『(正しい)』には、中央図書館の
『一回目は無駄でしたので、もう一度調べました』
というニュアンスが見て取れて、
この調査の依頼人がよんだらおもしろいな。

便利な文庫の総目録で発見されたらしい。

回答:サンリオSF文庫に同書と『愛の渇き』。

なにやってんだ、日本書籍総目録。とか
札幌中央図書館参考図書室、頼れるな。とか
サンリオにSF文庫があるんだな。とか

突っ込みどころ満載で、速攻で購入。
人様、しかもプロの思考プロセスを覗き見るのには安い買い物だ。

|

« ガソリン高ぇ。 | トップページ | 頭、下書き。 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/109403/4307854

この記事へのトラックバック一覧です: ほりだしもの。:

« ガソリン高ぇ。 | トップページ | 頭、下書き。 »